ジャズ、パンク、ハードコアを消化した独自のサウンドで唯一無二の存在感を放ち、前作から1年というスピードで通算3作目となる『KAGERO Ⅲ』をリリースしたばかりのカゲロウ。そんなアグレッシヴかつ抒情的なナンバーを弾き倒す4人組のライヴを最高音質のDSDで録音。会場となったのは、新宿にあるライヴ・ハウス紅布(レッドクロス)。駆け抜けて行く衝撃のライヴは、一体どんな音で録音されたのか? 吹き倒し、弾き倒すカゲロウ・サウンドを、聴き倒してくれ!

カゲロウ / カゲロウ 2011 Tour "SINGLES" FINAL -LIVE at 新宿紅布 2011.12.04-


【配信形態】
1) DSD+MP3
2) HQD(24bit/48kHz)
★オリジナル・デジタル・ブックレット付

【価格】
各1200円(まとめ購入のみ)

【トラック・リスト】
01. AIR
02. SCORPIO
03. ENTER THE DRAGON
04. SNAKE PIT
05. PRETTY
06. MISIRLOU
07. THE PINBALL
08. a bird in the cage
09. STRAWBERRY SHAKE
10. BAMBOO
11. DEATHVALLEY HIPPY DUCK


【ダウンロードに関して】
windowsをご利用のお客さまは、標準の解凍設定、もしくは解凍ソフトによっては正常にファイルを解凍できない可能性がございます。その場合、お手数ですが別の解凍ツールを使用し、再度解凍をお試しくださるようお願い致します。7-zip(フリー・ソフト)での解凍を推奨しています。
※7-zip http://sevenzip.sourceforge.jp/
また、ファイル名が長く操作出来ない場合や、ダウンロードしたファイルに不備や不明点がありましたら、info(at)ototoy.jpまでお問い合わせください。

解凍ソフト7-zipの詳しい使い方はこちらから

2011.12.04 カゲロウ 2011 tour "SINGLES"@新宿紅布

「吹き倒す、弾き倒す、荒れ狂う」。はじめてカゲロウを聴いたときの印象だ。2005年に結成したジャズ・パンク・バンドで、サックス、ピアノ、ベース、ドラムの4人が爆音をぶっ放す。しかし耳を澄ますと、曲自体はシンプルだし、メロディーがたっているし、繊細さも兼ね備えている。昨年、YouTubeの自身のチャンネル「KAGERO TV」で、6ヶ月連続で新曲を発表した彼ら。それにあわせて10月から、「カゲロウ 2011tour "SINGLES"」を開催。12月4日、新宿・紅布でのツアー・ファイナルに向かった。ジャズというよりもはやロックだと思っていたので、会場があまたのロックン・ローラーを輩出したライヴ・ハウスというのも、すんなりうなづけた。

photos by Kana Tarumi

▲s、YELLOW STUDSという盟友に続き、待ちに待ったカゲロウが登場。先日発売されたばかりのサード・アルバム「KAGERO Ⅲ」、そのリード・トラック「GAS」でライブ・スタート。バスドラとベースの重低音、ブロウしまくりのサックス、たたみかけるピアノの応酬で、早くもテンションがあがる。この、不穏でアッパーでムーディーな雰囲気が、彼らを特徴づけているのだろう。続いてマッシヴなベースとシューティング・ゲームのようにぴゅんぴゅんしたピアノが響く「AIR」。終わるやいなや、ベースの白水悠が「ドラムに全体的に音ちょうだい、あとピアノにサックスの音も」とステージ上からPAに業務連絡を入れ、「じゃあもう一回いこうか? 」と観客を盛り立てる。そこから流れるようにファースト・アルバムのリード・トラック「SCORPIO」へ。ドッコドコのリズム隊と流麗なピアノに、サックスがダークにからむ。矢継ぎ早に「DRAGON」「SNAKE」「PRETTY」と繰り出し、「まだまだいけそうか? 」と観客をあおる白水。ここまでMCというMCは一切なし。硬派だ。ようやくRUPPAがあいさつし、会場を和ませる。

ここで、▲sの空中紳士(タブラ)とセクシー・ダンサーがゲストで登場。アラブ音楽を彷彿とさせる「MISILOU」を妖艶なムードいっぱいに聴かせ、「PIN BALL」へ。そしてマイナー調で今回唯一のスロー・ナンバー「A bird in the age」でしっとりまとめる。と思ったら、そこはカゲロウ、すぐさま「Strawbery Shake」「BANBOO」「ROYAL」とたたみかけるようにラストまで加速! アンコールの「Mr. Broadkaster」で、疾走感あふれるままライヴを締めくくった。

とにかく終始あがったままのテンションには恐れ入った。どのアルバムからもバランス良く選曲されていて、現時点でのベスト・セット・リストだったように思う。1月28日からは『KAGERO Ⅲ』のリリース・ツアーも始まる。どんなプレイを見せてくれるのか、今後が楽しみだ。(text by 福アニー)

>>>カゲロウ『KAGERO Ⅲ』配信時のインタビューはこちら

LIVE INFORMATION

KAGEROⅢ Release Tour "HYSTERIC GAS"

2012年2月4日(土)@名古屋CLUB UPSET
Live : KAGERO、Two Lead、DNA BAKS、and more...

2012年2月18日(土)@仙台JUNK BOX
Live : KAGERO、おひつじ座流星群、THE REDEMPTION、asari

2012年2月25日(土)@恵比寿BATICA
TOWER RECORDS購入者対象特典アウトストアLIVE
Live : KAGERO

2012年4月15日(日)@下北沢SHELTER
Live : KAGERO、YELLOW STUDS

PROFILE

カゲロウ / KAGERO

白水悠 / YU SHIROMIZU : Bass
佐々木瑠 / RYU "RUPPA" SASAKI : Sax
菊池智恵子 / CHIEKO KIKUCHI : Piano
鈴木貴之 / TAKAYUKI SUZUKI : Drums

野中隼人 / HAYATO NONAKA : Drums
松下マサナオ / MASANAO MATSUSHITA : Drums

2009年7月、VILLAGE VANGUARD限定シングル『official bootleg』でデビューを果たした、JAZZ PUNKバンド。同年11月、PE'Zの結成10周年トリビュート作品『Not Jazz!! But PE'Z!!!』にも参加を果たし、更なる知名度を獲得すると、12月にリリースした1stアルバム『KAGERO』が、インスト・バンドながらInter FM主催のレーベル、76Recordsの第一弾アーティストに抜擢され、一躍注目の的に。2010年4月にサポート・メンバーであった菊池智恵子を正式メンバーに迎えると、同年9月には映画主題歌のカヴァー・アルバム『SCREEN』、さらに12月には2ndアルバム『KAGERO Ⅱ』を立て続けにリリースし、よりいっそう洗練され凄みを増したサウンドで全国に中毒者を増殖させていった。INDEPENDENCE-DAY、MEGA★ROCKS、MINAMI WHEEL等のフェスにも出演を果たし、タブゾンビ(SOIL & "PIMP" SESSIONS)、rega、JABBERLOOP、unkie、八十八カ所巡礼らとも続々と共演。2012年1月に待望の3rdオリジナル・アルバム『KAGERO Ⅲ』をリリース。

KAGERO official HP

o

 
 

ライヴレポート

底辺は最高だー!ーーゆるめるモ!、新バンド従えた東京TSUTAYA O-EASTワンマンを独占ハイレゾ配信
[CLOSEUP]・2017年05月24日・底辺は最高だー!ーーゆるめるモ!、新バンド従えた東京TSUTAYA O-EASTワンマンを独占ハイレゾ配信 ニューウェイヴ・アイドル・グループ、ゆるめるモ! が、2017年3月26日にTSUTAYA O-EASTにて開催した東名阪ワンマン・ツアー〈孤独と逆襲 ~てえへんだ!底辺だ~ ツアー」〉の東京編をライヴ・レコーディング、OTOTOYにて独占ハイレゾ配信スタート。3月15日に発売されたシングル『孤独と逆襲EP』を携え、新バンドを従えて全公演生バンド編成で行ったタイトなツアーを生々しくパッケージ。当日のライヴレポートも掲載して当日を振り返る。6月にはミニ・アルバムのリリース、同作を携えた全国ツアー(ファイナルは赤坂BLITZ)も決まっているゆるめるモ! の熱い夏から目が離せない!! 新バンド従えた東京ワンマンの音源を独占ハイレゾ配信ゆるめるモ! / 孤独と逆襲〜てえへんだ! 底辺だ〜ツアー at TSUTAYA O-EAST(24bit/48kHz)'【Track List】1. idアイドル2. Hamidasumo!3. 不意打て!!4. 私の話、これでおしまい5. アントニオ6. 人間は少し不真面
【ライヴ・レポート】Helsinki Lambda Club × teto2days2マン“Last Comer”──1日目の模様をお届け
[CLOSE UP]・2017年04月28日・【ライヴ・レポート】Helsinki Lambda Club × teto 2days2マン企画──1日目の模様をお届け REPORT : Helsinki Lambda Club × teto 2017年4月18日に行われた、Helsinki Lambda Club×tetoのスプリットアルバムの発売を記念した2daysライヴ“Last Comer”の1日目の様子をお届け。次世代の担い手最重要候補とも言えるこの2バンドの対バンを音楽メディアとしては見逃すわけにはいかないだろう。東高円寺U.F.O CLUBは蒸し風呂のような熱気と酸素が薄く感じられるほどに超満員。誰もがこの日を待ちわびていたかのような表情を浮かべていた。 文 : 宮尾茉実写真 : 高田真希子 先攻 : Helsinki Lambda Club 4月18日 東高円寺U.F.O CLUB。定刻。先攻はヘルシンキ。ギラついたような雰囲気から盛り上がり必須の「Skin」でスタートすると予想されたが、なんと「NEON SISTER」のフレーズで大いに裏切られる。女性ヴォーカルをコーラスに迎えた繊細な楽曲のイメージが一変して熱を帯びたパンクな部分が
by 宮尾茉実
【ライブ・レポート】京都の若きノスタルジー・バンド、バレーボウイズ
[REVIEW]・2017年04月19日・【ライヴ・レポート】京都の若きノスタルジー・バンド、バレーボウイズ いま京都では、ギリシャラブや本日休演、台風クラブなど、ノスタルジックなサウンドで懐かしさを醸し出しているバンドが1つのムーヴメントになりつつある。京都のインディー・シーンは今、彼らの話題で持ち切りなのだ。かつてくるりやキセルなど、京都の音楽シーンに注目が集まっていた時代があった。そんな時代の再来を期待させるような火種が、京都には転がっている。そしてその火種の1つに名乗り上げようとしているのが、超若手の7人組ノスタルジック・ロックバンド、バレーボウイズである。avex、DUM DUM LLP.、HOT STUFF、lute、ULTRA-VYBEが合同で開催し、特別審査員として中尾憲太郎(ex.ナンバーガール、Crypt City)、松田“CHABE”岳二(LEARNERS、CUBISMO GRAFICO)、MC.sirafu(片想い、ザ・なつやすみバンド)が参加した無差別級ライヴ・オーディション「TOKYO BIG UP! 」ではグランプリを獲得するなど、着々とその名を広めるバレーボウイズのライヴ・レポートをお届け。 テキスト : 水上健汰
3週間に渡る、CHAIのドタバタ全米8都市ツアーを現地レポート!
[CLOSEUP]・2017年04月03日・ニュー・エキサイト・オンナバンドCHAIが3週間のドタバタ全米ツアーより帰ってきた! 現地レポート到着! 奔放な楽曲とパフォーマンスと卓越した演奏で話題騒然の『NEO - ニュー・エキサイト・オンナバンド』CHAI。ある日突然Spotify UKチャートランクインするなど、まるで冗談のような快進撃でなにかとお騒がせな彼女たち。 昨年10月に行われたSony MusicとJapan Niteが主催する〈グランプリ、いきなり米国フェス出演オーディション〉にて見事グランプリを獲得したCHAIは、その特典として3月に米国で開催された世界最大級フェスティバル〈2017 SXSW Music Festival〉内で開催されるJapan Niteに出演し、その後7都市に渡る全米ツアーを敢行した。 かつては世界で随一の音楽見本市にして、今年はミュージック以外にもインタラクティブ、フィルム、ミュージック、コメディの4部門が催される年に一度の祭典「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)2017」。「世界3位になってグラミー賞をとる」という半ば矛盾している夢を掲げる彼女たちにとって、今回が初の海外公演であり、そこにかける思い
GOODWARP、日本のポップスの頼もしさと可能性を見せたツアーファイナル
[LIVEREPORT]・2017年03月19日・【ライヴレポート】日本のポップスの頼もしさと可能性が見えた! GOODWARPツアーファイナル ふらっと立ち寄った本屋にはいく種類ものボブ・ディランについての本が平積みされていた。彼がノーベル文学賞をとったことは、彼を知らなくても事実として知っている人も少なくないだろう。彼の書く歌詞の世界観や深みは世界中の人々に評価され、受賞に至ったわけだが、やはり日本人である私たちは『母国語』として理解することはできないという言葉の壁を痛感させられる。歌詞の意訳や、翻訳というものもあくまで解釈の一端であり、彼の言葉全てを受け取るというものでもない。なんだかなあといった気持ちで本屋を後にし、代官山UNITへと向かった。ライヴハウス前にはGOODWARPのツアー千秋楽を心待ちにしているファンが長蛇の列を成していた。 テキスト : 宮尾茉実写真 : 後藤壮太郎 REPORT 2017年3月16日、時刻は19時半をすぎ、会場が暗くなりライトが照らせれると、ステージ上にはメンバーのシルエットが大きな幕に映し出された。「レイニー白書」が披露され幕が降りると電飾に身を包んだGOODWARPの姿が現れる。CD音源化されていないが彼らの
by 宮尾茉実
Suchmos、全国18箇所をめぐるツアー〈TOUR THE KIDS〉を定期レポート
[REVIEW]・2017年03月15日・Suchmos、全国18箇所をめぐるツアー〈TOUR THE KIDS〉を定期レポート Suchmosが、2017年3月2日(木)のclub Lizard YOKOHAMAを皮切りに全国ツアー〈TOUR THE KIDS〉をスタートした。2017年1月25日リリースのアルバム『THE KIDS』を提げ、全国18箇所をめぐる旅に出た6人のメンバーたち。2016年は14本の夏フェスに出演、フジロックフェスティバルのホワイトステージでも圧巻のライヴ・パフォーマンスを見せつけ、その存在感と実力を示した彼らの旅の様子をOTOTOYでは定期的にレポート。各地に足を運びその様子を写真とともにお届けする。 >>ツアー初日、2017年3月2日(木)@club Lizard YOKOHAMA>>ツアー6日目、2017年3月15日(水)@高崎club FLEEZ 間違いなくジャンルレスな決定作 Suchmos / THE KIDS'【配信形態】ALAC、FLAC、WAV(24bit/48kHz) / AAC>>>ハイレゾとは?'【配信価格】アルバム 2037円(税込)【収録曲】1. A.G.I.T.2. STAY TUNE3
by 西澤 裕郎
堕天使の悪戯を吹き飛ばす、狂った月曜の夜──DEATHROツアー・ファイナルの模様を配信開始!!
[POWERPUSH]・2017年03月10日・堕天使の悪戯を吹き飛ばす、狂った月曜の夜──DEATHROツアー・ファイナルの模様を配信開始!! 神奈川県央在住のロック・ヴォーカリスト、シンガー・ソング・ライターDEATHRO。昨年末にリリースされた1stアルバム『PROLOGUE』は90年代のジャパニーズ・ビート・ロックへの敬愛と、現行のインディー・ロック、オルタナを取り込んだサウンドで、新たなファンを続々と増やし続けている。今回配信となるライヴ音源はアルバムのリリース・ツアーのファイナル公演、下北沢THREEでの模様をパッケージング。ツアーを経てパンプ・アップしたサウンドとヴォーカリゼーション、1秒も聞き逃して欲しくないMC、そしてオーディエンスから湧き上がる歓声。この日ライヴに行った方も、行けなかった方も是非ともこの熱く狂った一夜を追体験してみてほしい。 DEATHRO / THE END OF THE PROLOGUE ”REVENGE” 3.6 Shimokitazawa THREE'【Track List】01. OPENING /KEN-O by 幽閉 a.k.a ZERO磁場02. RUNAWAY ANIMAL03. CRAZY FOR
BELLRING少女ハート、赤坂BLITZ単独公演〈BABEL〉ライヴ音源を独占ハイレゾ配信
[CLOSEUP]・2017年02月24日・東京最狂ーーBELLRING少女ハート最後の赤坂BLITZ単独公演をハイレゾ配信 BELLRING少女ハートが2016年いっぱいで活動休止した。そこから朝倉みずほ、柳沢あやの、甘楽の3名が卒業、有坂玲菜に改名した仮眠玲菜とカイに新メンバーを3名加え、There There Theresにグループ名を変更し2017年2月にスタートを切った。幅広い音楽性と黒い羽をつけたセーラー服でステージを駆け回るパフォーマンスで東京最狂の名を欲しいままにした、そんなベルハーが2016年12月22、東京・赤坂BLITZで開催したワンマン・ライヴ〈BABEL〉のライヴ音源をOTOTOYにて独占ハイレゾ配信する。3月1日にはThere There Theresの初音源の配信、ディレクターの田中紘治、コレオグラファーのYUKOとの対談記事も掲載予定。2017年以降も彼女たちから目を離すことはできなそうだ!! ベルハー、赤坂BLITZでのワンマンライヴをハイレゾ配信BELLRING少女ハート / 「BABEL」at AKASAKA BLITZ'【配信形態】 FLAC、ALAC、WAV(24bit/48kHz)【配信価格】まとめ価格
by 西澤 裕郎
筆者について
同じ筆者による他の記事