2010/10/30 00:00

菊地成孔トーク・イベント「ナイト・ダイアローグ・ウィズ vol.6」

Ustream等のインターネット・メディアが盛んになればなるほど、生を求めてライブ・ハウスやイベント・スペースに人が集まっているのも事実。ライブだけでなく、各地で毎晩行われているトーク・イベント等にはたくさんの人が集まり、熱狂や歓喜に包まれています。そんなイベントを、全国の人達に知ってもらいたい! という考えの元に配信するOTOTOYのトーク・イベント・シリーズ。

菊地成孔のナイト・ダイアローグ・ウィズ vol.6

2010/09/30(木)@東京・尚美バリオホール
HOST : 菊地成孔
GUEST : 佐々木敦 / 川勝正幸
1. PART.1
2. PART.2
3. PART.3

※購入者特典として、「闘争のエチカ」(特別予告編)をプレゼント。

今回は大好評『菊地成孔のナイト・ダイアローグ・ウィズ』シリーズの第2弾、2010年09月30日(木)に東京・尚美バリオホールで行われた『ナイト・ダイアローグ・ウィズ vol.6』が到着! ジャズ・ミュージシャン、プロデューサー、大学講師や文筆家と八面六臂の活躍をみせる菊地ならではの機知に富んだ「対話」は、毎度、演奏とは違った音楽家のクリエイティブな面に触れるライヴな魅力に満ちている。今回は菊地成孔の00年代全集「闘争のエチカ」(USBで発売)と呼応する形で「00年代のキクチを語り尽くす」をテーマに掲げ、 自身の活動を総括した番外編的な一夜。

3年ぶりの再結成がアナウンスされたDCPRG、SPANK HAPPY、ダブ・セクステット、ペペ・トルメント・アスカラール、ソロ・ワークスなど、この10年の音楽シーンを語る際に欠かすことのできないキクチ・アーカイブスを俯瞰する。音楽の過去、現在、未来を縦横無尽に飛び回るトークの聞き手として、佐々木敦、川勝正幸両氏が登場。いつにもまして冴え渡るキクチの舌鋒をアカデミックにポップにナビゲート。音楽ファン、サブカル好きにはたまらない一夜となった。

撮影 : 鏑木清恵

菊地成孔のナイト・ダイアローグ・ウィズ vol.4も大好評配信中!

2010年4月27日(火)に東京・Hakuju Hallにて開催された、ジャズ・ミュージシャン、プロデューサー、大学講師、文筆家として活躍する菊地成孔のトーク・イベント「ナイト・ダイアローグ・ウィズvol.4」が配信開始。ゲストは、TOKYOCROSSOVER / JAZZ FESTIVAL発起人で渋谷のクラブTHE ROOMのプロデューサー、そしてKYOTO JAZZ MASSIVEとしても活躍する沖野修也と、ジャズ・バンドquasimode(クオシモード)のキーボーディスト平戸祐介。「ジャズは儲かるのか? 」をテーマに、ジャズ業界の経済性をめぐってリアル・トークを繰り広げます。さらにボーナス・トラックとして、トラック4には、菊地成孔の未発売音源「配信エリザベス2」も収録。

菊地成孔のナイト・ダイアローグ・ウィズ vol.4
2010/04/27(火)@東京・Hakuju Hall
HOST : 菊地成孔
GUEST : 沖野修也 / 平戸祐介
1. PART.1(28分22秒)
2. PART.2(27分32秒)
3. PART.3(31分18秒)
4. Elizabeth Taylor Fast(LIVE)(菊地成孔未発売音源)

次回の菊地成孔のナイト・ダイアローグ・ウィズは?

次回は11月27日(土)。菊地成孔の00年代全集「闘争のエチカ」USBの発売を記念し、音楽ライター/編集者として活躍する川勝正幸が、これまでホストを務めた菊地成孔に話を聞きます。菊地成孔の2000年代10年間の活動が語られる! また、出版/広告ディレクターの湯山玲子のゲスト出演も決定しています。

2010年11月27日(土)@東京・尚美バリオホール
HOST : 菊地成孔
GUEST : 川勝正幸 / 湯山玲子
詳細はこちら

菊地成孔 WORKS

菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール

『LIVE at Liquid Room 2010.06.09』〜結成5周年記念ツアー「1000年後の南米のエリザベス・テイラー」〜

2010年6月9日、恵比寿Liquid Roomでおこわれた菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールのLIVEを完全収録し、24bit/48kHzの高音質音源(HQD)で独占配信! 菊地成孔曰く「完璧なバンド」と表現したこのバンドは結成5周年を迎えた。その演奏は、繊細にしてドラマチック。弦楽器、ハープを要したオーケストラのコンダクトをとりながら、菊地成孔自らが奏でるむせび泣くようなSAXの音色は鳥肌もの。2時間以上にわたって繰り広げられ、高揚感に包まれたLIVEを丸ごと収録し、アンコール2曲も含め全14曲を余すことなくお届け! さらにアルバム・ダウンロードされた方には、菊地成孔のMCをプレゼント!! このアルバムを手にすれば、あの日、あの会場に居合わせた人も、そうでない人も、歴史的な公演がいつでも甦ります。

※アルバム全曲ではファイル・サイズが2G以上となります。

『ニューヨーク・ヘルソニック・バレエ』

1. キリング・タイム / 2.ニューヨーク・ヘルソニック・バレエ / 3.アリア 私が土の下に横たわる時〜オペラ「ディドとエネアス」より / 4.行列 / 5.儀式〜組曲「キャバレー・タンガフリーク」より / 6.時さえ忘れて / 7.導引 / 8.嵐が丘 / 9.暗くなるまで待って

『記憶喪失学』

1.映画「バターフィールド8」 〜 バターフィールド8のテーマ / 2.メウ・アミーゴ・トム・ジョビン / 3.クイズ番組のTVCMの悪夢 / 4.映画「アルファビル」 〜 悲しきワルツ / 5.チューインガムのTVCMの悪夢 / 6.バイレ・エクゾシズモ / 7.航空会社のTVCMの悪夢 / 8.ソニア・ブラガ事件 / 9.大天使のように / 10.恋とは何か貴女は知らない / 11.映画「8 1/2」 〜 それから‥‥(ワルツ)より / 12.エアコンディショナーのTVCMの悪夢

PROFILE

音楽家/文筆家/音楽講師。1963年6月14日千葉県銚子市の歓楽街、観音町にある飲食店の次男として生まれる。大変な難産の末に無言/無呼吸で取り上げられ、死産が危ぶまれたが、数分後に爆発的な産声を上げた。そのまま1歳よりワーカホリックを発症。6〜7〜8〜90年代を通して、あらゆる歓楽街を舞台に膨大な遊びと仕事に耽溺する。音楽家としてのデビューは85年(25歳)、横須賀米軍ベースで、フィフス・ディメンションのバック・バンド、3番サックス奏者として。20世紀中の主なメンバー歴は山下洋輔グループ、ティポグラフィカ(今堀恒夫主宰)、グランドゼロ(大友良英主宰)。98年(35歳)で壊死性リンパ結節炎により東京女子医大・耳鼻咽喉科に入院、生死を彷徨うが完治。この入院(約二ヶ月)が人生最初の休暇となるも、退院後ワーカホリックが激化、DCPRG、第二期スパンク・ハッピーを主宰者として結成。各々ファースト・アルバム『アイアンマウンテン報告』(P-VINE RECORD)『コンピューター・ハウス・オヴ・モード』(キングレコード)を発表後、活動継続中。02年(39歳)不安神経症を発症。精神分析治療と内気効のコントロールをベースにした整体により緩解、治療開始時の約二ヶ月が人生二度目の休暇となるも、再びワーカホリックが激化。04年より新宿歌舞伎町、職安通り沿いのマンション最上階に仕事場を構え、アコースティック・ジャズ界に回帰、初のソロ・アルバム『デギュスタシオン・ア・ジャズ』とセカンド・ソロ・アルバム『南米のエリザベス・テーラー』を発表。各々のステージ・アクトの為にクインテット・ライブ・ダブとペペ・トルメント・アスカラールを結成。05年には「大停電の夜に」(アスミック・エース)の音楽監督として映画音楽界にデビュー、その後1年間で4作品を手掛ける。初プロデュース作は南博『タッチェズ・アンド・ヴェルヴェッツ』(04年/EWE)。

著作デビューは03年「スペインの宇宙食」(小学館)から。以後、精神分析学から服飾文化史、音楽理論史など、膨大な知識と妄想を駆使した饒舌な文体で、異形の批評家/エッセイストとして著書多数。対象は音楽、映画、料理、服飾格闘技に及ぶ。音楽講師としては私塾である「ペンギン音楽大学(*昨年8月を持って生徒募集終了)」をはじめ、02年よりアテネ・フランセ運営の「映画美学校/音楽美学講座」楽理・編曲科主任講師を継続中、04〜5年にかけては東京大学教養学部非常勤講師(「ジャズ〜20世紀アメリカ史」「マイルス・デイヴィス研究」)として講鞭を執り、総ての講義録を出版。06年からは国立音楽大学の非常勤講師(ジャズ理論史)に就任。新たな学術領域に入る。また、「エスクァイア日本版」のジャーナリストとして04年にブエノスアイレス、06年にモロッコとリスボンに赴き取材と撮影を敢行。05年は毎日放送「情熱大陸」、NHK総合「英語でしゃべらナイト」NHKBS2「井上陽水空想ハイウェイ4」などTVにも進出。

「時代をリードする鬼才」「現代のカリスマ」「疾走する天才」等と称されるが自覚まったく無し。「ぜんぜん寝てないでしょう」等と言われるも意外とそうでもなし。当面の目標は海外進出および、健康なまま、自分から申告して取るバカンス二ヶ月ほど。CD、著作とも代表作はオフィシャル・サイトにカタログ化してあるが、パーフェクトなディスコグラフィや活動歴(特に執筆歴)は本人にも編纂不可能。双子座のAB型。日課は散歩とストレッチ。好きな食材は鮪、鴨、メロン。ワインはサンセールのロゼ、パルファムはテュエリー・ミュグレーの「エンジェル」を常用。フォワグラは私財と共に自宅冷蔵庫に大量に保管してあるので大丈夫。

菊地成孔 Official Web
菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール Official Myspace

[レヴュー] 菊地成孔, 菊地成孔とペぺ・トルメント・アスカラール

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