進化を続けるドイツのエレクトロニック・ミュージック

バッハ、ベートーヴェン、ブラームスからシュトック・ハウゼン、クラフトワークのように、ドイツの音楽は常に実験性と大衆性の間で進化を続けてきた。そんな国から、最新のエレクトロニック・ミュージックが届いた。先行発売となったヨーロッパでは音楽誌『デバッグ (DEBUG)』の月間チャートの第1位に輝くなど、すでに話題となっているジャン・ミシェルの新作『Tons Of Fun』。今なお、実験を繰り返し進んで行く最先端のドイツ・エレクトロニック・ミュージックをいち早くお届けします。

質問作成 : 池田義文 翻訳 : 羽生和仁(onpa))))))

INTERVIEW

本作『Tons Of Fun』は前作『The Audience Is Missing』に比べて、ボトムの音が太くなり、より重厚な作品になったと思います。約1年半の間にどのようにサウンドは変化しましたか?

ジャン・ミシェル(以下 : J) : 恐らくそれは、僕がこのところエクスペリメンタルなダブステップに傾聴していた為だと思います。そのシーンの周辺で今起こっている事にとても興味があり、そこでいろいろ実験を繰り返しました。ドラムン・ベース、テクノ、ダブ、アンビエント、ヒップ・ホップ、その他のジャンルもそこでミックスして、更にアイデアを練り出しながら次のカタチを現してきました。最終的に多くのトラックは、ダブステップとは言えないものに仕上がってくるのですが、そういったところに僕の一番の興味が生まれたんです。全般的に、ダブステップ系のトラックについては、やはりボトムの音の太さというのはとても大事なところですし、色々なベースのトーンをはっきりさせますね。

本作でもギターやアコースティック・ドラムなど生楽器の音が随所に見られますが、あえて生の音を混ぜる理由を教えてください。

J : 僕は音に生々しさがある方が好きなんです。だからデジタル・サウンドとアナログなマテリアルをミックスするのは大好きです。友人のミュージシャンがうちに来る時は、一緒に演奏して、それらの録音音源を集めています。しばしば最初に聴いていたサウンドから、跡形もなく変化してしまったりすることもあります。インディーズ・ロックやポスト・ロックのようなジャンルから出てくるギター・サウンドにも興味があります。それが、何故アナログ・サウンドが僕にとって重要な役割を果たしているかという理由にもなりますね。なので最終的に、テクノロジーで構成されたトラックと、オーガニックな要素を含むものが自然と織り込まれるのだと思います。


あなたの作品はどの曲も実験的な部分と、ポップさの両方を兼ね備えていると思います。音楽制作をする上で、その2つのバランスをとる事は簡単ではないと思うのですが、特に気をつけている事はありますか?

J : そうですね、まず正直に言いますとポップさが過剰に出るのは極力抑えています。サウンド面での辻褄合わせを大胆にぶち破られた楽曲がとても好きで、そういう所から素晴らしいトラックが生まれていると思います。僕も挑戦しているのですが、まだなかなか難しいですね。小さい頃に経験したポップ・ミュージックの影響がとても深く根付いていると思います。なのでバランスを取るコツをお話しするところまで達成できてません。ポップさと実験性の間の常なる戦いですよ。勝ったり、負けたり、おあいこだったりです。

崩壊してゆく世界を思わせるサウンドと、大企業のロゴで構成された『Tons Of Fun』のビデオがとても印象的でした。ずばり、あのビデオにこめられたメッセージを教えてください。

J : 込められたメッセージですか。いやー、難しいですね(笑) でもそのように受け止めてもらえて、とてもうれしいですよ! 実は、元々そういうイメージは考えてなくって。『Tons Of Fun』のイメージを魅力的なものとして表現しようとしました。そのイメージを言葉に置き換えるなら「享楽のかたまり」ですね。そこには、社会のあちこちで観察することができる、とても面白いコントラストと現象があります。(ダブステップのパーティーでもそうなんですよ)

ヴィデオについては、この現代、そんな印象を持ってもらったことがとても気に入りました。この点については、とても良い視点を持ってらっしゃると感じましたよ。それ以上に僕が付け加える事はもう何も無いですね。


前作が日本のカレッジ・チャートで3位に食い込み、CDショップでも好セールスを記録する等、日本でも大変好評でした。所属されているonpa)))))レーベルには日本人アーティストも多数いますが、日本人とドイツ人ミュージシャンの似ている部分、または違いなどありましたら教えてください。

J : カレッジ・チャートに入れた事はとても嬉しかったです。日本人アーティストで言いますと、坂本龍一、ケン・イシイ、コーネリアス、kashiwa daisuke、そしてkyokaなどは当然大好きです。白状しないといけないのですが、それほどたくさんの日本人アーティストを知ってるわけではないんです。なので残念ながらご質問に正確に答える事ができないですが、多分、殆どの日本のミュージシャンは、とても遊び心満載で曲作りをしていると思います。恐らく技術の高さが自由度を与えていて、曲作りが楽しみながら遊びのように出来るのではと思います。ドイツの多くのアーティストはコンセプトや頭で考える事が多く、その点が大きな違いの様に感じますね。いや、それは逆かな。。。うーん、わからなくなりました(笑)

日本ではtaicoclubやwireなどのテクノ・フェスが開催されたり、エレクトロ・ブームが起こるなど、テクノ・シーンはまだまだ盛り上がりを見せています。テクノ大国と言われるドイツのシーンはどのように変化していますか?

J : テクノやエレクトロに関わるものを見てみると、ドイツでは何かしらネガティヴなことしか発見できないですね。特に良い変化も悪い変化も無いのが現状です。ミュンスターではいわゆるミニマル系とニュー・レイヴ系のパーティーが主流で、どうしてそうなのか僕にもさっぱり分かりません。

フェアに話しをしますと、ドイツ全体に言えるとは限らないとは思います。僕の住んでいるミュンスターという町からその周辺の出来事だけを見てるかもしれません。何しろダブステップや、その他のエクスペリメンタルな音のパーティーが本当にないんですよね。残念です。しかし、しかし、ベルリンはまったく別です! だからベルリンでライブをやれる時は本当に楽しいです。

ドイツと日本の共通点といえば、やはりおいしいビールかなと思います。ビールは好きですか? また日本に対してはどんなイメージを持っていますか?

J : やっと答えやすい質問が来ましたね(笑) もちろんビール大好きです! それじゃ、日本のビールもいつか絶対にトライしないといけないですね。ドイツのビール以上に、ベルギーのビールがおいしいんですよ。まるでミュンスター出身のジャン・ミシェルのライブをベルリンのクラブで見る時のようにですね。面白い世界です。日本のイメージはやはり技術の発展したイメージですね。テクノ大国です。まだ行ったことが無いので、早く行ってみたいです。ライブででもDJででも。


最後に、来日ライブを待ち望んでいる日本のファンにメッセージをお願いします。

J : 本当に日本でライブをしたいので、早く行けるようにしたいです。楽しみにしてください。そして興味のある方、ぜひレーベルまで連絡ください! 笑

onpa))))) 関連作品

onpa)))))

母体となるMitte Musique Entertainmentの2002年設立から長い準備期間を経て、2005年リリースのコンピレーション・アルバムから作品の歴史がスタートしたレーベル。ジャンルでは括れないレーベル・カラーのモットーは「ポップでありながら常に実験的であれ」。


Ufunfunfufu2 / kyoka (MMOP-CD010)
ファースト・アルバムのリリース以前から、世界中のメディア関係者、アーティスト達からラヴコールが絶えない中、欧州各都市でのライブを経験してきたベルリン在住アーティスト、kyoka のセカンド・アルバム。アディダス(日本)のモデルとしても活躍中、フランスの Digikiことアントナン・ゴルチェとの共作、そして再び、ファーストでもコラボしたMinutemen / The Stooges のマイク・ワットがベースで参加した楽曲も収録。坂本龍一等とのStop Rokkasho 企画、NY 在住のホリノブコとのユニット the Groopies の活動も記憶に新しいkyoka 。





Ufunfunfufu / kyoka (MMOP-CD009)

ベルリンを拠点にエレクトロニック・ミュージック・シーンで新風を巻き起こすkyokaのファースト・アルバム。クロムハーツとのタイアップ・アート・ワークが話題。


April.#07 / kashiwa daisuke (MMOP-CD004)
カシワ・ダイスケのファースト収録曲『april.#02』をセルフ・リミックス。DJ Olive Oil, JEAN-MICHEL, lem, Takeshi Nishimotoがリミックスとして参加している。

PROFILE

JEAN-MICHEL

ドイツ、ミュンスター出身。3枚のアルバムと数多くの12インチのリリースで飾られてきたジャン・ミシェル。過去10年において、 彼の音楽は単にアイデアを楽器に置き換えたメロディーの流れではなく、それに加え、プロダクション環境と電子音の構築に影響を与える様々な技術革新をも反映してきた。

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