Title | Duration | Price | |
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地球上空60万メートル alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 01:50 | |
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デブリ alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 04:24 | |
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無限の闇 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 06:15 | |
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アトランティス alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 03:43 | |
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絶対に放さない alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 11:10 | |
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エアロック alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 01:57 | |
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国際宇宙ステーション alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 02:53 | |
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火災発発生 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 02:57 | |
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パラシュート alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 07:41 | |
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一方通信 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 03:07 | |
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オーロラの輝き alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 01:42 | |
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アニンガ alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 05:09 | |
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ソユーズ alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 01:43 | |
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天宮 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 06:28 | |
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神舟 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 06:11 | |
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Gravity alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 04:43 |
第86回アカデミー賞® 最多7部門受賞! 〈監督賞/撮影賞 /編集賞/音響編集賞/録音賞/作曲賞/視覚効果賞〉の『ゼロ・グラビティ』のサントラ盤がハイレゾ音源で登場。究極のスペース・サスペンス・アクションで、スティーヴン・プライスによる臨場感溢れる音楽がさらに映像を盛り上げる。
※本音源は、CDをマスターとして「MSマスタリング」という手法を用い、DSDリマスタリングした作品になります。マスタリングは日本で行なわれました。
リマスタリング前音源の特徴 ・昨年公開された映画のサントラということで、今回のシリーズの中では最も新しいものか。 ・最新の作品ということでさすがにサウンドはかなり良い。全てのバランスが良く、レコーディング機材の進歩を実感できる。 ・新しい音楽の作り方として「ハイブリッド」というのがあると思う。生楽器なのかプログラミングなのか、両者のブレンドなのか、パッと聴いただけではプロでもわからない今までにないサウンドが今では作り出せる。この作品は間違いなくハイブリッドな作り方をしていて、曲そのものの魅力もさておき、どうやって作ったのかを気にしながら聴くことも出来、つまり何度でも聴きたくなる素晴らしいスコア。 ・しいて言えば、やや押し出し感(つまり音圧)が強過ぎるか。 ・この映画は観てないが、おそらく音楽の存在を感じさせないくらい映像に完璧にマッチしているのだろう。 スティーヴン・プライスなんとまだ37歳、おそるべき才能!
今回のマスタリングの聴き所 ・今回の50タイトルの中で初めて「おっ、これはこのままでも良いのでは」と思えたほど素晴らしいサウンドだったが、あえて葛巻サウンドの王道的手法をとり、さらなるワイド・レンジ化に成功。 ・RMS -10db台へと音圧を落ち着かせ少し隙間が出来た分、左右の音像をより奥へ。サウンド・ステージの広さは50タイトルの中でも断トツか。 ・宇宙空間ではたして音が聴けるのか?といった素朴な疑問はさておき、宇宙で聴いたらきっとこういう感じに聴こえるのでは、と思えるようなサウンド。前後左右上下に音が飛び交う。 ・生楽器のpp(ピアニッシモ)とはまったく違うプログラミングによるピアニッシモ。今回のマスタリングも含めて、2014年の今でなければこの音は出来ない。音に酔いしれることが出来る。 ・EQ系はほとんど何もしていない。コンプはMSコンプもバス・コンプも、他の作品とはちょっと違う設定値になっている。 ・音楽が映像に完璧にマッチしているように、この音楽にこのマスタリングが完璧にマッチしているのであれば、左右前後の奥行きがどうのとか、レンジやダイナミクスがどうとか、何も気にならずに聴けるはず。 ・通して聴いていると、ラスト2曲であまりの素晴らしさに武者震いしてしまう。 ・良いスピーカー、もしくは良いヘッドフォンで、大音量で最初から最後まで通して聴いてほしい。もちろんハイレゾ大推薦!!!! ・「3枚買ったら、もう1枚もらえる!」キャンペーンで、強制的に4枚目として全員にプレゼントしたい。
【DSDリマスタリングとは?】 元マスターのデジタル信号を、最新機器を用いDSD(Direct Stream Digital)でリマスタリングする手法。より原音に忠実で、アナログライクなサウンドを通常のCDでもお楽しみ頂けます。DSDマスタリングに用いられる<MSマスタリング>という手法によって、センター音像は力強く定位し、サイド音像は高域を美しく伸ばしつつ、左右だけでなく前後にも広がっています。巨匠たちが生みだしたサウンド・トラックの名盤が、繊細かつダイナミックな「超立体的三次元サウンド」で生まれ変わりました。まったく新しいサウンドでありながら、それぞれの年代へのタイム・スリップを楽しんでいただけたら幸いです。
【MSマスタリングとは?】 これは2chの音を「左右」ではなく「MとS」に分けて、それぞれでコンプやEQを違う設定でかけます。Mとはメイン、つまりセンターのことで、音楽作品において重要なキック、スネア、ベース、ヴォーカルは基本的にセンターにあるので、この音像を強化することによって押し出し感や力強さを作り出せます。Sとはサイド、最重要ではない脇役の楽器はセンター以外に配置されることが多いので、この部分の調整とMSのバランスを調整することによって、ステレオ音像における奥行き感や左右の広がりを自在にコントロール出来るのです。サントラのようにオーケストラ主体の編成の場合、このようなMSの考えは当てはまらないのではと思うかもしれませんが、元々MSとはステレオ録音のテクニックの一つであり、MSでどのようなバランスにしても結果的に得られる音像は極めて自然なのが特徴です。今回進化したのは、マスタリング用のコンプレッサーの実機を導入し、MSコンプ処理をプラグイン・ベースではなくハードウェアでやっている、という部分です。さらに考察を重ね、このコンプとオーディオ・インターフェースを繋ぐケーブルにひと工夫、Mの出力とSの出力には違うケーブルを使っています。Mには“Belden 83352E Custom”、これは超ハイファイかつ力強いというのが特徴です。SにはWagnusがつい最近開発した “Ice Sword”というケーブルを使用、これは83352ほどの力強さはなく、最大の特徴としては高域が限りなく伸びているということです。これによってセンター音像の力強さとサイドと奥に無限に広がっていくかのような美しい広がりを作り出しているのです。
-マスタリング・エンジニア 葛巻善郎