Title | Duration | Price | |
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『24』のテーマ alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 04:39 | |
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追跡 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 02:43 | |
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ロサンゼルス 午前9時 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 01:57 | |
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ジャックの受難 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 02:19 | |
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復讐の桟橋 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 04:02 | |
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隠れ家からの脱出 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 02:03 | |
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ジャックの罠 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 02:41 | |
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カイルの追跡 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 02:39 | |
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サラザール兄弟のテーマ alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 01:54 | |
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空中追撃 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 02:31 | |
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別れの言葉 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 02:10 | |
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大爆発、そして… alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 02:38 | |
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パーマーのテーマ alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 01:50 | |
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アレクシス・ドレーゼン alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 02:04 | |
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コロシアムでの死闘 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 01:56 | |
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記憶喪失 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 02:14 | |
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父娘の抱擁(バウアー家のテーマ) alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 03:05 | |
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シーズン1フィナーレ/さらば愛しき人よ alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 05:33 | |
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シーズン3フィナーレ/悔恨 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 02:19 |
01年にアメリカで放送が開始され、その後、世界各国で放送され大ヒットとなったリアルタイム・ドラマ!シーズン1~3までを網羅したサスペンスを彩る劇盤がハイレゾ音源で登場!音楽を担当するのは、TV版『ニキータ』などを手がけるショーン・キャラリーが、緊迫感あふれるスコアでストーリーを盛り上げる!!
※本音源は、CDをマスターとして「MSマスタリング」という手法を用い、DSDリマスタリングした作品になります。マスタリングは日本で行なわれました。
リマスタリング前音源の特徴 ・2004年の作品。既に音圧競争が始まっている頃のリリースだが、それにしても音圧が高過ぎる。 ・今時の若者は、このようなサウンドを聴いてなんとも思わないのだろうか。繰り返し何度も聴けるのだろうか。 ・センターもサイドも異常に高い音圧、さらに低域と高域を必要以上に持ち上げているので耳が痛くなる。 ・映画ではなくテレビ・ドラマのサントラということでこのような音になっているのだろう。残念ながら音楽的要素は皆無。 ・パソコンに取り込んで波形を見るとよくわかるが、グシャッと潰しているので逆にダイナミクスの余白が大きくなっている。 ・比較的新しい録音なので、音自体は悪くない。
今回のマスタリングの聴き所 ・「映像に付ける音楽」という解釈だといろいろな音圧/音場の作り方があるのだろうが、 「映像に付けた音楽のCD」ということであれば、あくまで音楽的な作品であるのが理想。 ・少し前までは洋楽といえば良いサウンドで、奥行き感やダイナミクスが邦楽と比べると断然気持ち良かったが、最近では洋楽でもひどいマスタリングの作品が多い。DAW発達の悪影響か。 ・MSコンプ、そしてその後最終段階に入れているバス・コンプのスレッショルド・レベルを通常より低めに設定、「潰す」という解釈ではなく「落ち着かせる」「整える」という解釈。どちらもマスタリング用のコンプなので、深めにかけても潰れた感は出ない。 ・EQは他作品ほどかけてないが、高域をカットし耳に痛いエッジ感をなくしている。かといって柔らかくとか、こもっているようには聴こえない。 ・元音源のマスタリングでの音圧により、演奏が元々持っていたダイナミクスは完全に崩壊しているが、諸々の機材やプラグインを複数使い分けることにより、なんと自然なダイナミクスと音質に戻っている。 ・リマスタリング前には奥行き感はほとんどなく、LCR全てが前に貼り付いているようなサウンド。ここに奥行き感を加えることにより、デジタル枠内の使えるデータを有効に利用することになる。つまり、データの再構築/再配置を行っていることになり、リミックスのような発想。 ・古い年代の作品の時のコンプ処理/EQ処理とはまったく違う発想だが、結果としては同じようなサウンドになっている。 ・ハイレゾ推薦とは言いがたいが、MSコンプの効果の説明などには使いやすい音源かも。
【DSDリマスタリングとは?】 元マスターのデジタル信号を、最新機器を用いDSD(Direct Stream Digital)でリマスタリングする手法。より原音に忠実で、アナログライクなサウンドを通常のCDでもお楽しみ頂けます。DSDマスタリングに用いられる<MSマスタリング>という手法によって、センター音像は力強く定位し、サイド音像は高域を美しく伸ばしつつ、左右だけでなく前後にも広がっています。巨匠たちが生みだしたサウンド・トラックの名盤が、繊細かつダイナミックな「超立体的三次元サウンド」で生まれ変わりました。まったく新しいサウンドでありながら、それぞれの年代へのタイム・スリップを楽しんでいただけたら幸いです。
【MSマスタリングとは?】 これは2chの音を「左右」ではなく「MとS」に分けて、それぞれでコンプやEQを違う設定でかけます。Mとはメイン、つまりセンターのことで、音楽作品において重要なキック、スネア、ベース、ヴォーカルは基本的にセンターにあるので、この音像を強化することによって押し出し感や力強さを作り出せます。Sとはサイド、最重要ではない脇役の楽器はセンター以外に配置されることが多いので、この部分の調整とMSのバランスを調整することによって、ステレオ音像における奥行き感や左右の広がりを自在にコントロール出来るのです。サントラのようにオーケストラ主体の編成の場合、このようなMSの考えは当てはまらないのではと思うかもしれませんが、元々MSとはステレオ録音のテクニックの一つであり、MSでどのようなバランスにしても結果的に得られる音像は極めて自然なのが特徴です。今回進化したのは、マスタリング用のコンプレッサーの実機を導入し、MSコンプ処理をプラグイン・ベースではなくハードウェアでやっている、という部分です。さらに考察を重ね、このコンプとオーディオ・インターフェースを繋ぐケーブルにひと工夫、Mの出力とSの出力には違うケーブルを使っています。Mには“Belden 83352E Custom”、これは超ハイファイかつ力強いというのが特徴です。SにはWagnusがつい最近開発した “Ice Sword”というケーブルを使用、これは83352ほどの力強さはなく、最大の特徴としては高域が限りなく伸びているということです。これによってセンター音像の力強さとサイドと奥に無限に広がっていくかのような美しい広がりを作り出しているのです。
-マスタリング・エンジニア 葛巻善郎