Title | Duration | Price | |
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サウンド・バリアへの挑戦 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 04:46 | |
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準備完了 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 01:25 | |
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トレーニング alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 01:16 | |
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グレンの飛行 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 05:19 | |
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イェーガーの勝利 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 05:15 | |
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メイン・タイトル alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 03:46 | |
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南部の生活 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 01:39 | |
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ラブ・イン・ザ・チャペル alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 04:05 | |
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クロス・コール alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 02:02 | |
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帰還 alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 02:14 | |
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ラスト・エンブレイス alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 02:58 | |
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ファイナル・ミーティング alac,flac,wav,aac: 24bit/96kHz | 02:34 |
人類初の有人宇宙飛行をめざす男たちをドキュメンタリー・タッチで描き、アカデミー4部門に輝いた感動のドラマの音楽がハイレゾ音源で登場!音楽を担当するのは、『ロッキー・ザ・ファイナル』などのビル・コンティ。
※本音源は、CDをマスターとして「MSマスタリング」という手法を用い、DSDリマスタリングした作品になります。マスタリングは日本で行なわれました。
リマスタリング前音源の特徴 ・オリジナルの映画(1983年)のサウンドトラックではなく、交響組曲ヴァージョン、1985年の録音。 ・この時代だと、レコーダーはおそらくSONY PCM-3324かPCM-3348。いずれにしろ、現在主流となっているPro Toolsの最近のヴァージョンと比較すると、サウンドの特徴として線が細い。 ・他のサントラにもあるが、左右の押し出し感が強く、センターには音の厚みがない不思議なサウンド。 ・ロンドン交響楽団、アビィ・ロード・スタジオでの録音、という最強の組み合わせのわりにサウンドは今ひとつ。 ・ホルストの「惑星」やチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲をモチーフとして大胆に使用している。
今回のマスタリングの聴き所 ・この作品でもThermionic Culture Vultureプラグインを使用、しかし60年代/70年代の作品の時とは違う使い方。 元音源のマスタリングによってキツくなってしまった高域を柔らげるという使い方ではなく、デジタル・レコーダーでの録音によって失われてしまった、本来あるはずの中低域の復活が狙い。 ・リマスタリング前ではただ左右に広がっているだけの音像なので、MSコンプによって奥行き感を加え、さらにセンター音像を補強。 ・リマスタリング前は情報量も少なく、データを再生しているなという感じがしてしまうが、DSDマスタリングによって生命感、躍動感が加わり、遙かに音楽的に。これぞ再生!
【DSDリマスタリングとは?】 元マスターのデジタル信号を、最新機器を用いDSD(Direct Stream Digital)でリマスタリングする手法。より原音に忠実で、アナログライクなサウンドを通常のCDでもお楽しみ頂けます。DSDマスタリングに用いられる<MSマスタリング>という手法によって、センター音像は力強く定位し、サイド音像は高域を美しく伸ばしつつ、左右だけでなく前後にも広がっています。巨匠たちが生みだしたサウンド・トラックの名盤が、繊細かつダイナミックな「超立体的三次元サウンド」で生まれ変わりました。まったく新しいサウンドでありながら、それぞれの年代へのタイム・スリップを楽しんでいただけたら幸いです。
【MSマスタリングとは?】 これは2chの音を「左右」ではなく「MとS」に分けて、それぞれでコンプやEQを違う設定でかけます。Mとはメイン、つまりセンターのことで、音楽作品において重要なキック、スネア、ベース、ヴォーカルは基本的にセンターにあるので、この音像を強化することによって押し出し感や力強さを作り出せます。Sとはサイド、最重要ではない脇役の楽器はセンター以外に配置されることが多いので、この部分の調整とMSのバランスを調整することによって、ステレオ音像における奥行き感や左右の広がりを自在にコントロール出来るのです。サントラのようにオーケストラ主体の編成の場合、このようなMSの考えは当てはまらないのではと思うかもしれませんが、元々MSとはステレオ録音のテクニックの一つであり、MSでどのようなバランスにしても結果的に得られる音像は極めて自然なのが特徴です。今回進化したのは、マスタリング用のコンプレッサーの実機を導入し、MSコンプ処理をプラグイン・ベースではなくハードウェアでやっている、という部分です。さらに考察を重ね、このコンプとオーディオ・インターフェースを繋ぐケーブルにひと工夫、Mの出力とSの出力には違うケーブルを使っています。Mには“Belden 83352E Custom”、これは超ハイファイかつ力強いというのが特徴です。SにはWagnusがつい最近開発した “Ice Sword”というケーブルを使用、これは83352ほどの力強さはなく、最大の特徴としては高域が限りなく伸びているということです。これによってセンター音像の力強さとサイドと奥に無限に広がっていくかのような美しい広がりを作り出しているのです。
-マスタリング・エンジニア 葛巻善郎