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you should go first alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz 02:18
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Album Info

バカを見たバカが、たまたまバカを見ることのなかったバカを誘ってバカ ンスに出掛けたのは、四月バカの前日で、バカに陽気な日であった。陽気なバカであふれる海岸を見渡すと、バカを見たほうのバカは、バカを見なかったほうのバカに向かって言った。「バカは一度バカを見ると、賢いバカになる。そうして賢いバカは何もしないで、こうやって日光浴をする。」バカを見なかった方のバカは、バカを見た方のバカの言っている意味が分からなかったが、バカにされているのに気付いてこう言った。「バカを言え。それでは我々は、日光浴はやめて、別のバカをやろう。」バカを見なかったバカは、バカばかりが集まる浜辺へと駆け出すと、ビーチパラソルを根こそぎ引き抜いた。日除けを奪われて、陽気なバカの群れは一斉に海へと飛び込んだ。すると大きなサメが現れて、バカたちをバカバカと食べてしまった。バカを見たバカは、その様子をじっと眺めていたが、バカを見なかったバカまでサメに飲み込まれるのを見て、大きなため息をついた。「なんというバカなことをしたのか、海が危険なことはバカでも知っている筈なのに。」バカを見たバカはそこで初めて、自分が二度目のバカを見たことを知った。そこで、何も知らないバカのために、「三月の海に入るのはバカ」という立て札を打ち込むと、きた道をゆっくりと戻っていった。二度のバカを見たバカのその後の行方は、バカですら知らない。また知ろうとするバカもいなかった。再びバカなことが起こるまでは。(チョンチル著「バカが見る」より)

Discography

    Features

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