Brian Eno

Dance/Electronica

プロフィール

Brian ENo ブライアン・イーノは、ソロ作品として2005年に『Another Day On Earth』をリリースした以降も、音楽やそれ以外の面でも継続的に活動を続け、常によりワイドなカルチャーの領域へとアプローチの幅を広げてきた。2006年後半、PCアプリケーション作品としてリリースされた、生成的音楽映像インスタレーション・プロジェクト『77 Million Paintings』をリリース。本作品は、リスナー(そしてビューワー)に、ほぼ永続的に展開するスライド・ビデオと、自動的にアルゴリズムを生成する音楽を体験させるものだ。『77 Million Paintings』では、二人として同じ体験をする者はいない。『77 Million Paintings』は後にライヴ・パフォーマンスとなり、とりわけ、ルミナス・フェスティバルの一部として披露された、シドニー・オペラ・ハウスに投影されたマルチメディア・プロジェクションは広く知られている。このフェスティバルはイーノ自身がキュレートしたもので、クライマックスとなった6時間にも及ぶ即興パフォーマンス“Pure Scenius"では、ネックス、アンダーワールドのカール・ハイド、そして『Small Craft On A Milk Sea』のコラボレーターでもあるアブラハムとホプキンスも参加している。アートとテクノロジーの垣根はさらに低くなり、生成メディアに感じる魅力に後押しされる形で、2009年には、大きな人気を集めた革新的なiPhone用アプリケーション、Bloomを開発した。過去にも、イーノとコラボレーションをしてきたピーター・シルヴァースによって開発された本プログラムは、ユーザーがこの魅力的なインターフェイスを使って、連続して再生される音色のポエムを、音楽としても、ビジュアルとしても操ることができ、その音楽面に関してもイーノ自身が愛して止まないアンビエント作品に通じている。Bloomから始まったモバイル・アプリのプラットフォームは、Trope、そしてAirへと継承されている。もちろん、音楽作品も手掛けている。2006年に、デヴィッド・バーンとのコラボレーション・アルバム『My Life in the Bush of Ghosts』が8曲の追加トラックと共に再リリースされ、2008年には、このパートナーシップからは2作品目となる『Everything That Happens Will Happen Today』がリリースされた。ビデオ・ゲーム『Spore』用のサウンド・デザインも手掛け、そして2009年には、ピーター・ジャクソンの映画『The Lovely Bones』のサウンドトラックも手掛けている。今年に入ってからは、2010年のBrighton Festivalのキュレーターを務めている。「This is Pure Scenius」と改めて名付けられた即興パフォーマンスをシドニーの時と同じラインナップで行い、さらにトニー・アレンとエジプト80と共に行われた追加パフォーマンス、さらにイーノの『Apollo』をオーケストラで演出したパフォーマンス、そしてもちろん『77 Million Paintings』のプレゼンテーションも披露された。そして今、この包括的なアプローチが、『Small Craft On A Milk Sea』に応用されているのだ。

ディスコグラフィー