19BOX RECORDINGSらを主宰し、クラブ・シーンを長く牽引するDJ/プロデューサーのDJ 19、マルチ・キーボーディスト/アレンジャー/プロデューサーとしてクラシカル・クロスオーヴァーを得意とするEDISON、オーストラリアはシドニー出身ながら東京をベースにCMなどで活躍するヴォーカリストであるJULIANNEという3人からなるユニット。'05年にVICTORからオリジナル・アルバムとDJ 19コンパイルによるチルアウト・コンピレーションをセットにした『VELVET & VELVET mode Collection』をリリース。その後、KONAMI内のJAZZYCATレーベルに移籍し、'06年に2ndアルバム『real 4 life』、’07年に3rdアルバム『lifetime』を発表。’13年にはDJ 19 & EDISONのプロデューサー・ユニットで、ハンドベルを全編にフィーチュアしたクリスマス企画アルバム『Christmas Bells _ Handbell Lounge』(デジタル版のタイトルは『Bells Of Christmas』)をリリース。AORならぬ、AOL(ADULT ORIENTED LOUNGE)を標榜する無国籍サウンドで、世界中のラウンジ/チルアウト系コンピレーションに多くの楽曲がピックアップされている。オリジナルとして4thアルバムとなる『Resurrection』は、JULIANNEを迎えてオリジナル・メンバーが再集結という意味も含んでいる。また、ヴァリエーションを広げるため、ジャジーな「Transition」にCARLA VALLET、クリス・レア「On The Beach」(’88年)のカヴァーにてLONNIE HIRSCHを迎えた。他にも、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの「The Power Of Love」(’84年)、コリー・ハートの「Never Surrender」(’85年)、クォーターフラッシュの「Harden My Heart(邦題:ミスティ・ハート)」(’81年)を収録。勿論、『Cafe Del Mar』コンピの常連であるデンマークのGANGAとのコラボ作品「On My Own」も。アメリカ出身で日本在住のジャズ・トランぺッター、FRANK GORDONが参加した「Transition」と「One Last Time」など、アルバム全編を通して、静寂とシリアスさを兼ね備えたサウンドに仕上がっている。