エチオピア系イスラエル人のギリ・ヤロは自身のバックグラウンドから、自分のルーツや、自分がどこからやってきたかを忘れない、というメッセージを世界中に発信したいという強い願いからアルバムの曲を書き始め、バルカン・ビート・ボックス、バターリング・トリオのベン・ヘンドレルや、今作のプロデューサー、ブーム・パムのウリ・ブラウネル・キンロトの協力のもと、多才なミュージシャンが集められこのソロ活動が始まりました。このアルバムで、ギリ・ヤロは自身が影響を受けたジェームス・ブラウンやエチオピア・ミュージックのレジェント、ムラトゥ・アスタッケをリスペクトしながら、ファンクやソウル、サイケデリック、ジャズを、伝統的なエチオピア・ミュージックに今の視点で見事にブレンドさせています。エチオピア・ミュージックに新たな息吹を吹き込んだ、色とリズムの豊かなパッチワークでできたアフリカそのもののようなサウンドを体感ください!