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CICALA-MVTA

アバンギャルドとチンドンのストリート魂が絶妙にシェイクされた大熊ワタルのクラリネットに、サックス、ヴァイオリン、ギター、トロンボーン、テューバやドラムが刺激的かつ絶妙に絡む。ロック、ジャズやトラッドと、あらゆるジャンルの垣根は完璧に踏みにじられ、シカラムータの破壊/再生のメリー・ゴーラウンドに乗って、すべては爆笑と号泣の渦に巻き込まれていく。 「東京アンダーグラウンドの底力」と言われた曲者揃いの超異才集団による脳天直撃サウンドは、国内外で常に反響を呼び続けている。 1994年頃より、クラリネット奏者大熊ワタルがリーダーとなり活動を始めた「大熊亘ユニット」を、97年あらたに「CICALA-MVTA(シカラムータ)」と命名、戦前の大道演歌師・添田唖蝉坊の墓碑銘にちなんでいる。

Official site: http://www.cicala-mvta.com/

Discography

結成15周年を迎えて、ますます充実、異次元へと弾けまくるシカラムータ。国内外から高い評価を得てきた彼らの、3年半ぶりとなる新作は、近年大好評のツイン・テューバ態勢では初となるライブ録音で音像化。シカラムータを素材とした太宰治賞受賞の小説『テューバはうたう』に出てくる架空の曲名に由来する「火の中の火」、怒涛の大曲「ちぎれ雲のバラード」、「迷Q都市」や「ヤマナミ」の圧倒的なサウンドを、高音質HQDでどうぞ。

4 tracks

Articles

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インタヴュー

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レヴュー

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