北村陽子

Discography

パリ音楽院に留学し、イヴ・ナットやピエール・サンカンという伝説的名教師の下で研鑽を積んだ北村陽子。帰国後は桐朋学園音楽大学の名教授として長くその任に在り、多くの門下生を輩出しています。この間、音楽は熟成を重ね、81歳の折のデビューCD「ドビュッシー:前奏曲集」は、音楽各紙誌の絶賛を浴びました。のショパンでは、一切の妥協のない厳しい目と注がれる暖かい眼差しが鮮やかに交錯し、このピアニストの全人格が反映されたような光彩に満ちたアルバムとなりました。北村陽子、83歳の記録です。

7 tracks

イヴ・ナット、ピエール・サンカン等往年の名だたるフランスの名演奏家に師事、1957年にパリ国立音楽院ピアノ科を卒業し、1960年にはジュネーブ国際コンクール最高位に入選、帰国後、桐朋学園で現在活躍する名ピアニストを多数育て上げた北村陽子女史初のスタジオ収録によるアルバム。コンサートの一期一会を最高の「音楽の場」として活動していたため、教育以外、自身の名を冠した商業レコーディングは今まで一切行わなかった。しかし今回、その集大成としての音楽を残すというプロジェクトの一環で、満を持してのアルバム制作が行われた。レコーディングセッションの場でも、ある意味コンサート同様に、全曲を通して収録、試聴後必要最小限のリテイクだけを慣行、全体の構成、音楽の呼吸間や色彩の変移を損なわない北村女史がこれまでに培った孤高のピアニズムをここに披露している。ドビュッシーにふさわしい音楽的に鮮やかな技術と洗練された音色は、良き時代のフランス音楽の伝統を現代に継承している。このCD音源はレコード芸術誌2017/3月号にて特選となっています。

24 tracks
Classical/Soundtrack
V.A.

明治時代の唱歌から、昭和の名曲まで、誰にも愛され親しまれてきた日本の名歌を集めたコンピレーション・アルバム

16 tracks
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