VENVELLA

Discography

これまでに発表した楽曲群がRINSE FM、NTS RADIO,RADAR RADIO等海外メディアで相次いでプレイされるなど国内外で話題となった国産インダストリアルテクノベベースユニットBETPACK.。そんなBETPACKより前作BETPACK BROKEN HAZE−TRD EP」に次ぐ、リリース第4弾として「VENVELLA−Ops EP」がリリースされる。これまで<NEXT TECHNO>を提唱してきたBETPACKだが、本作は壮大な世界感を感じられるノンビート曲”Dogmaはじまり、非情なまでの連打が続く”Ops”、静謐さと強烈で変速的なビートが同居する”Horse1”、壮大で陰鬱なメロディが印象的な”Horse2”と、テンプレート化されつつある昨今のクラブミュージックとは一線を画す作品となっている。全4曲を通して感じられる不吉で重々しい空気感、はBETPACKにおいてのVENVELLAの立ち位置を決定づけるものとなっており決してフロアライクとは言えない曲ばかりだが独特のグルーヴ感を感持つ楽曲群はこれからのBETPACKの新機軸を示している。

4 tracks

レーベルRAID SYSTEMが2016 年に開始したBPM130−140 のフロア向けトラックをリリースしていくBETPACK ライン。その第二弾として、今回はBETPACKより、メンバーの一組であるVENVELLAが自身初となる3 曲入りEP(うちリミックス1 曲含む)を発表。スペインのレーベルTOTAL TRAXとのVS コンピレーションアルバム「BETPACK VS TOTAL TRAX」の公開も記憶に新しいなか発表された今作は、オープニングの淡いシンセから突如一転して重厚なベースと共に破壊的なビートが刻まれるBallet。特定の意味を成さない様にも捉えられるボーカルはどこか無垢で儚い生物の声にも聴こえてくる。2 曲目には変則的なリズムと崇高で怪しげな旋律が幾重にも重なり合うCutcyと、こちらもVENVELLAの世界観をカタチづける楽曲となっている。また、BETPACKの中心人物であるBROKEN HAZE もBallet(BROKEN HAZE Remix)でリミックス参加。原曲とはまたひと味違ったクラブユースなトラックでBETPACKの掲げる<NEXT TECHINO>の在り方を示している。昨今の国内クラブミュージック界において、異端ともいえるVENVELLAの楽曲は現在、インターネットを介してジャンルの飽和状態にあるフロアに新たな可能性を提示してゆくことだろう。

3 tracks

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