ウラディーミル・アシュケナージ/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

Classical/Soundtrack

Discography

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巨匠アシュケナージがチェコ・フィルという名器を得て早5年。マーラー伝統の深いチェコ・フィルとグローバルな構成力のアシュケナージで繰り広げるマーラーの世界は他に類を見ない究極の音楽となりました。同コンビでのシリーズ最後となったこの第9番は、チェコ・フィルの輝かしい歴史の中でも一際光り輝いた証明となる1枚です。

4 tracks
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マイスキーは大きな風格の中に、たっぷりと旋律を歌い抜くロマンティックな心の温かさを表現しています。そして、マイスキーの聴き手を引き込むほどの極めて繊細な微弱音に、アシュケナージ&チェコ・フィルはのびやかな温かさでこの曲のコンストラクションを美しく際立たせています。両者の共演で「ドン=キホーテ」の奇跡的な名盤が誕生しました。

13 tracks
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同コンビのマーラー第2弾は「悲劇的」です。アシュケナージはマーラーの描いた劇的な人間の運命の破壊、またソナタ形式の破壊という2つの「悲劇」を絶好調のチェコ・フィルとともに語り尽しています。またドヴォルザーク・ホールの極上の響きが、マーラーが交響曲に求めた「響きの宇宙観」をさらに大きく描いており、マーラーの原点を垣間見ることができます。松脂が飛び散るような低弦のリアリズム、管打楽器群とともに猛進するオーケストラのテンションと、明と暗を大胆に表現したマーラー演奏の全てが、DSD録音によって克明に録音されています

4 tracks
Classical/Soundtrack

近年劇的な楽員の新陳代謝を遂げているチェコ・フィルは、アシュケナージとともに、伝統をそのままに現代的な機能美を湛えた魅力を髣髴させる演奏を繰り広げています。ここで聴けるマーラーはまさにその成果が存分に生かされた内容となっています。マーラー自身がチェコ・フィルで初演したこの曲は、チェコ・フィルの楽員にもドヴォルザークの演奏と同じ自負とプライドがあり、ここでもマーラーの懐疑、狂気、屈折、官能その全てをアシュケナージとともに描き出しています。まさに新世紀のマーラー像と言える快演です。

5 tracks
Classical/Soundtrack

1998年チェコ・フィルの音楽監督に就任し、同オーケストラをより国際舞台での活躍に導いたアシュケナージ。5年にわたる蜜月を築いた同コンビによる99年の「新世界」交響曲の録音。レコード芸術特選盤にも輝き、演奏、録音ともに最高級の評価を得て、EXTON-アシュケナージ-チェコ・フィルの三つ巴による強力なスパークを放ったアルバムです。

7 tracks
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V.A.

快進撃を続けるアシュケナージ&チェコ・フィルのR.シュトラウス・シリーズ。遂に「英雄の生涯」の登場です。アシュケナージはこれまでの「英雄」像を覆す、ヒューマンで暖かな深みと激しさを兼ね備えた「英雄」を誕生させました。またチェコ・フィルも超美技で全てのテクスチュアを埋め尽くしてくれています。表情豊かな木管群、そして心惹かれるような美しく豊かな弦楽。シュトラウス独自の色彩感あふれるオーケストラ・サウンドを存分に堪能できる強力新譜の登場です。

7 tracks