J.S.バッハ(1685-1750)の室内楽曲で現在に残されているものは少なく、特に管楽器はフルート曲が現存するのみです。江崎はその数少ない室内楽曲の中から、のちにバッハ本人の手によってヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ第1番(BWV1027)に改作された、2本のフルートと通奏低音のためのトリオソナタ(BWV1039)を収録。さらに江崎によってヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ第2番・第3番(BWV1028,1029)をトリオソナタ形式に、またフルート・ソナタ(BWV1032)を、散逸部分を補完しリコーダー・ソナタに編曲しました。類まれなる才能により現代に蘇るバッハのソナタ。名盤の誕生です。